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病原菌から体を守る

健康な人の腸内は、ビフィズス菌が大量にすみつきます。最も典型的なのが、母乳で育つ赤ちゃんです。腸内フローらは99%をビフィズス菌が占領し、そしてビフィズス菌によって酢酸や乳酸が作られるため、腸内のペーハーは大きく酸性に傾き、このことが病原菌の増殖を抑え、感染症を防いでいるのです。
粉ミルクなどの人工栄養で育っている赤ちゃんより、母乳栄養児のほうが下痢や腸炎が少なく、死亡率も低いのは腸内環境が良好に保たれているためでしょう。
もちろん赤ちゃんだけでなく、幼児や成人も同じです。腸内でビフィズス菌(善玉菌)が優勢なほど、病原菌が侵入しても感染症が起こりにくくなります。











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