腸の老化を防ぐ

人生のサイクルと共に腸の中も変化します。生まれたばかりの新生児の腸内はビフィズス菌がいっぱいとなり、悪玉菌はごくわずかです。やがて成長するにつれて悪玉菌が増えますが、成人では善玉菌と悪玉菌のバランスの安定した腸内フローラとなります。
しかし、６０才をすぎるころには、ビフィズス菌の数が減少しウエルシュ菌などの悪玉菌が増加します。６０代以降ではビフィズス菌が腸内フローラに１％しかないといったケースもあるようです。このような腸内フローラの変化は、老化や生活習慣病の発生と大きく関係していると考えられています。